経理は会社のお金に関することを、
ほぼすべて行う重要な仕事です。
入金管理や振込はもちろん、
資金繰りや財務戦略までを実践し会社を成長させるための判断材料を提供し、
経営陣とともに効果的な投資を行ないます。
会社のお金を守り増やすための経理
経理の仕事は、発行した請求書に対する入金管理や業者に対する支払いなど、
会社の金庫番として入出金全体の管理を行います。
請求書を発行したのに未入金のお客様があれば、
お客様あるいは担当に連絡して確認してもらったり、先々までの売掛や買掛を見越し、
キャッシュフローを把握したりしています。
特に、キャッシュフローでは、入出金をきちんと管理することを前提に計画を立てるため
月ズレがあると数字が大きく狂ってしまいます。
そうした状況がつづくと会社としての事業投資の計画が狂って、
予測通りの利益が出なくなったり、描いた成長に支障をきたしたりするため
日々のお金の管理をしっかりすることを求められます。
なお現在、経理課として毎月の数字を把握するスピードの向上と、
予測と結果の差異をなくしていくプロジェクトを行っています。
このプロジェクトを成功させるために、
取引先の締支払日を徹底的に把握して計画を立てたり、
入金予定日に入金が確認できないお客様に、
営業と連携しスピードを持って問い合わせたりするなどといった
社内啓蒙を含めた活動を行っています。
会社の未来をつくるための財務
経理課の仕事において、経理と同じくらい重要な仕事に財務があります。
財務は、会社として達成すべき未来の決算書をつくり、
各種の数字をしっかりと読み解きながら未来予測を現実のものにしていく仕事です。
そのために、過去に出来上がった決算書だけでなく、
それを元に、経営陣とともにこの先1年後3年後10年後には、
どんな決算書になっているべきだろうということを考え、
それを実現するためにお金の部分をどう貯めていくか、投資していくかを考えていきます。
財務の仕事では、目の前の仕事を頑張った結果が未来なのではなく、
自分たちが求める結果を達成するために何をしていかなくてはいけないかを
明らかにすることが求められます。